なぜ何度でも聞いていいのか?

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税理士に同じことを聞くのは
失礼だと思っていませんか?

・前に教えてもらったのに
 また聞くのは悪いな

・こんなこと何度も聞いたら
 呆れられるかな

そう思って
モヤモヤを飲み込んでしまった経験
一度はあるのではないでしょうか

結論から言います

何度聞いても失礼ではありません
むしろ何度でも聞いていただきたいです


今日はその理由をお話しします

私が会計事務所に入所したばかりの頃
知識も経験もまったくなく
分からないことだらけでした
当然、先輩に聞くことが多くなります

でもその頃の職場には
聞きづらい空気がありました

「それくらい自分で調べろ」
「前にも言っただろ」

そんな態度を出されることが続いて
正直、かなりきつかったです

結果どうなったか?

できる限り聞かずに済むように
自分で抱え込むようになりました

そしてその結果
同じミスを繰り返したり
「それ違うよ」と指摘されたり
聞けずに飲み込んだことで
かえって遠回りすることが増えました

あのとき素直に聞けばよかった
そう思うことが何度もありました

会計事務所に入った新人職員は
最初の頃は会計ソフトへの入力作業を
毎日ひたすら繰り返します

それでも先輩から
処理の誤りやチェックの甘さを指摘されて
何度も何度も修正する

そんな日々を1年2年と続けて
ようやく全体像が見えてくるのです

これは私だけの話ではありません
何人もの後輩を見てきて
みんな同じような感じでした

毎日触れているプロでさえ
これだけの時間がかかります

税理士試験の勉強でも
同じことを痛感しました

何度もアウトプットを繰り返して
ようやく自分の言葉で説明できる

1回や2回聞いたくらいでは
到底身につかないのです

お客様が税務や会計の知識に触れるのは
年に数回あるかどうかだと思います

毎日触れているプロでさえ
1〜2年かかるものを
年に数回聞いただけで
完全に理解できるとは思えません

 1回聞いたのに
 まだ分からない自分はおかしいのかな?

そう感じる必要はまったくありません

実際にお客様から
こんな声をよく聞きます

 前に聞いたことをもう一度聞くのは
 失礼な気がして飲み込んで聞けなかった

その気持ちはとてもよく分かります
かつての私自身がそうでしたから

でも飲み込んだままにしていると
モヤモヤが残ったまま進むことになります

経営判断にも悪影響を及ぼすかもしれません

同じことは何度か聞いているうちに
少しずつ理解できるようになります

アウトプットの回数が増えるほど
知識は定着していきます

「また同じこと聞いてしまった」

ではなく

「また一歩理解が深まった」

という感覚に
変わっていくはずです

だから遠慮しないでください

同じ質問でも
「何が分からないか分からない」状態でも
そのままぶつけてきてください


「前にも説明しましたよね」とは言いません

分からないことを飲み込んだまま進めるより
その場で整理した方が
結果的に遠回りを防げます

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