これって経費になるの?
確定申告の時期になり
経費の入力や確認作業を始めている
という方が増えていると思います
この時期になると
多くの方が同じところで手が止まります
「これって経費になるの?」
実はこれ、税理士が一番よく受ける質問です
今回はその判断に迷ったときの
考え方の軸をご紹介します
何が経費になって、何が経費にならないのか
(所得税の納税や、借入金の元金の返済は経費にならないなど)
といった項目を列挙するような一般的な内容については
この記事ではあえて触れませんのでご了承下さい
経費とはそもそも何か?
経費とは
「事業を行うために必要な支出」
です
逆に言うと
プライベートな支出は
たとえお金を使っていても
経費にはなりません
この説明だけだと
・そんなの聞いたことある
・それだけだと判断に迷う
・もっと詳しく知りたい
というのが本音かと思うので
さらに詳しく見ていきましょう
第三者に説明できるか?

経費になるか、ならないかは
自分の主観的判断だけでは足りず
客観性が必要になります
つまり、その支出について
何も事情を知らない第三者に
「事業に必要な支出だった」
と証明できるかどうかです
参考までに
私自身は会社員時代の経費申請
を基準に判断しています
この支出
会社の経理担当者に堂々と申請できるか?
という視点です
会社員経験がある方なら
多くの方がピンとくると思います
・自信を持って説明できない
・ちょっと後ろめたい
そう感じるものは申請を躊躇した
という経験がある方も多いはずです
この基準が合わない方へ
もちろん
この考え方に当てはまらない方もいます
・会社員経験がない方
・経費申請の基準が緩い環境だった方
そういった方は
自分の事業に投資をしてくれる方など
別の第三者を思い浮かべて
その支出について
堂々と説明できるかどうか
を基準に考えてみてください
経費はどこで認められるのか?

その支出が
経費として認められるかどうかは
最終的に「税務調査」で明らかになります
「事業に関連する支出である」
ということを合理的に説明できるか
調査官(第三者)を納得させられるか
ここが最大のポイントになります
合理的な説明ができれば
経費として認められる可能性は高まり
逆に説明できなければ
認められない可能性が高くなります
時間が経っても説明できるか?

税務調査は、申告書を提出してから
早くても数年後に行われます
多くの場合は3年後までに
ケースによってはもっと後になることもあります
つまり、その数年後に
なぜ経費にしたのかについて
その目的や背景を思い出せなければ
それだけで経費として認められない
ということも起こり得ます
もし本当に事業に必要だったのに
思い出せないという理由だけで
経費として認めてもらえなかったら
これは非常にもったいないです
記録を残すことの大切さ

こういった事態を避けるため
1つ1つの支出に対して
記憶が鮮明なこの時期に
その目的や背景について記録を残す
ということを強くお勧めします
とはいえ、今から
全ての支出について記録を残す
というのは現実的ではないので
・他人が見ると
プライベートっぽく見えるもの
・将来思い出せないかもしれない
複雑な背景が絡むもの
・金額が大きく、明らかに目立つ支出
こういったものだけでも構わないので
将来の自分を助けるためだと思って
記録を残しておきましょう
まとめ
経費かどうか迷ったら
・事業に必要な支出か
・第三者に説明できるか
この2つを基準に考え
支払の目的や背景について
将来の自分のために記録を残す
これらを意識するだけで
判断はスムーズになり
安心して作業が進むようになります
それでも判断に迷う
こういう場合はどう判断すればいい?
そう思われたときは、一人で抱え込まず
税理士に相談してみましょう
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