申告作業の前に確認して欲しいこと
前回の記事では申告も大事だけど
納税も大事というお話をしました
【前回記事】振替納税の落とし穴
https://tsunagarutax.com/blog/hurikaenouzei-caution/
今回は、期限内に申告を滞りなく行うために
事前に確認しておいたほうがいいこと
についてお話します
電子申告のメリット

申告書の提出方法はいくつかありますが
確定申告といえば電子申告(e-tax)
という流れがだいぶ浸透してきています
電子申告には次のようなメリットがあるからです
提出に手間がかからない
郵送や持参が不要で
自宅やオフィスからでも提出できます
公的な提出記録が残る
提出した確定申告書について
税務署が受け付けをした
という公的な記録(控え)が残ります
融資、補助金、給付金等の申請において
税務署受付済の申告書控えが必要になることも
かつてコロナ給付金申請の際
この控えがないために申請が通らなかった
という事例もありました
電子申告の場合はこの控えが残りますが
紙での提出の場合は、原則として残りません
紙の申告書への税務署受付印の押印は廃止されています
節税ができる
期限内に電子申告をすることで
青色申告特別控除65万円が使えます
紙での提出の場合
最大でも控除額は55万円です
控除額の差は10万円
影響額は数万円になります
例えば高松市在住の個人事業主の方で
40歳、所得税の税率が10%だとすると
所得税10%
住民税10%
国民健康保険料(所得割)14.6%
合計34.6%
影響額10万円×34.6%=34,600円
となります
これなら電子申告をした方がいいとなりますし
国も電子申告を推奨しています
電子申告ができないケース

電子申告のメリットを受けるためには
正しく電子申告が行われることが必要です
しかし、状況によっては
電子申告が上手くできないことがあります
例えば
申告に必要な本人特定情報が分からない
ID・パスワード方式で電子申告する場合
利用者識別番号、暗証番号が分からないと
これらを再設定する必要があります
再設定には時間がかかってしまいます
パソコンのOSが申告ソフトに対応していない
古すぎるパソコンが対応していない
と聞くと分かりやすいですが
新しすぎるパソコンも注意が必要です
自分自身の経験ですが
最新のCPUが搭載されたパソコンを買い
とある税務申告ソフトを使おうとすると
パソコンのバージョンに対応していない
という理由で使うことができませんでした
仕方なく、この税務申告ソフトを使う際は
古いパソコンを使っています
ネット回線が混雑し電子申告ができない
申告期限間際になると
多くの方が一斉に電子申告をします
そうなるとネット回線が混雑してしまいます
過去にこの混雑が原因で
期限内に電子申告ができなかった
といった事例もありました
この場合、期限内申告扱いにしてくれる
といった救済措置があるかもしれませんが
そのような保証はなく
間に合わなかったかも
というストレスを抱えることになります
もしこのような状況が
申告期限当日の夜に分かったら・・・
もはや打つ手がありません
電子申告の環境を確認しましょう

直前になって
電子申告ができない!
と慌てることがないよう
申告期限まで余裕のある1月のうちに
電子申告がきちんとできる状態なのか
ご自身の環境をぜひ確認してみて下さい
自分で環境の確認をすることが難しい
と不安を抱えている方は
早めに税理士に相談しましょう
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